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解体工事
建築物解体の新時代への一歩 – 「建築物の解体工事施工指針(鉄筋コンクリート造編・鉄骨造編)」の紹介
国土交通省の推計によると、解体工事数は今後増加し、2028年頃にピークを迎えるとされています。※ また、2000年に施行された建設リサイクル法やアスベストの適正処理など、社会状況も変化してきています。 そのような背景から、建築学会は「建築物の解体工... -
実務
折半屋根での雪害を未然に防ぐための準備ガイド
2月の中盤から後半にかけて数年に一度関東地方でも大雪が降ります。 2014年2月の大雪では、積雪後の降雨により、大スパン・緩勾配の屋根を持つ、倉庫や体育館、カーポートに多くの被害はありました。 これを受けて2019年には積雪荷重に関して建築基準法告... -
不動産投資
あなたの住まいも危ない?能登地震転倒ビルから知る日本基礎設計の真実
最大震度7を観測した2024年能登半島地震。 この地震で、7階建てRC造ビルが転倒するという被害が起こりました。 これは、過去の日本の大地震でも例が少ない被害です。 原因については、調査中とのことですが、日経アーキテクチュアなどの専門誌で推察され... -
実務
現代のトイレ設計:実践的なアプローチ解説と事例多数の書籍紹介
現代の建築設計では、トイレの快適性と機能性は、利用者の満足度に直結する重要な要素です。 公共施設、オフィスビル、商業施設など、多くの人が利用する場所において、トイレの設計は、施設設計成功を左右するクリティカルなポイントとなります。 この記... -
建築史
ペンギンから学ぶ?フランク・ロイド・ライト:有機的な建築の新たな理解
現在、四半世紀ぶりにフランク・ロイド・ライト(1867-1959)の回顧展が開催中です。 理数系で建築学科に入学したペンギンは、建築史には興味がなく、学生当時の授業を聞いても全く響きませんでした。 しかし、最近になって、人間や社会の動きは、ある程度... -
実務
【実務に役立つ】免震建物は敷地境界からどのくらい離れればOK?計画初期に一番悩むポイントをわかりやすい解説!
大きな地震の後には免震建物が注目されます。 建物をいかに免震建物で計画するかについて、初期段階で下記のような悩み出てきます。 「免震建物はどのくらいの敷地境界から離す必要があるか?」 これは、建物の位置を決めるために、非常に重要な事項で、計... -
脱炭素
未来の建築の寿命の考え方も変わってくる?高層木造ビルのトレンドと建物寿命について学ぼう!
高層木造ビルという建築技術の進化は、建築物の寿命・耐用年数に新たな展望を開いています。 最近は、環境意識の高まりを背景に、耐震性と環境対応の両面でCLT造の高層木造ビルが注目を集めています。 これらのビルは、建築物の寿命や耐用年数の考え方に新... -
実務
屋根上設置太陽光パネルの意外と知らない不都合な真実?
脱酸素社会・持続可能なエネルギー源への最初の取り組みとして選択される太陽光発電。 私たちの生活においても比較的当たり前に取り入れられるようになりました。 一方、これまでの経験を通して、設置方法について見直しが必要な事実もわかってきています... -
地震工学
マグニチュード7.6の衝撃:能登半島地震2024を通して、震度とマグニチュードの違いを学ぼう
令和6年元日、石川県能登地方を襲ったマグニチュード7.6の大地震。 この記事では、深さ16kmの震源が引き起こした大津波警報の背景を科学的に解説します。 また、震度とマグニチュードの違いを、変遷も含めて解説します。 今回の震災は過去の日本での震災と... -
実務
〈実務に役立つ〉かぶり不足の解決法!現場での効果的な補修方法を分かりやすく解説!
現場での躯体工事検査時に最も指摘されるのが「かぶり厚さ不足」でしょう。 かぶり厚さは、仕様書通りの標準的な施工を行っても、必ずしも規定値を確保できるとは限りません。 それにも関わらず、法律にも規定されるほど、役割としては重要です。 また、場...